平成8年、京都工芸繊維大学・松ヶ崎キャンパス内に、国立大学の研究施設として、新鋭の研究設備を備えた建物です。
コンクリート打放しと煉瓦調二丁掛タイルを取り入れた外観やカーテンウォールを採用した吹抜のあるアプローチ、奥行きがあり複雑な勾配のトップライトのある3階まで続く大屋根等、大学教授のディティールを取り入れた設計となっています。
電磁シールド室等、研究棟ならではの仕上を施した部分もある等、施工する上での技術力を惜しみなく発揮した建物でした。
構造 | 鉄筋コンクリート造 |
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規模 | 地上3階 |
延床面積 | 1601m² |
設計 | (株)教育施設研究所/京都工芸繊維大学 営繕課 |